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TOEICの特徴

変化しつつあるTOEIC

時代に合わせてTOEICは変化してきていますので、下記に主な特徴を記載します。

5つの特徴

1.試験はリスニングとリーディングの2部こうせいになっています。2007年より別個にスピーキング・ライティングテストが新たに追加されましたが、やはりTOEIC基本となるのは聞く・読むの二つでしょう。それは問題を作っているETSが、リスニングの力とスピーキングの力、またリーディングの力とライティングの力に相関関係がある考えているからでしょう。

2.TOEIC は最低点が10点、最高点(満点)が990点となっていて、この点数は統計学に裏打ちされたEquating(スコアの同一化)というで作られていて,もし自分の英語力が同じままなら,何回テストを受けても同じぐらいの点数になるといいます.なぜ990が最高点で区切りの良い1000点満点ではないのか?っと不思議な所ですが,これは一説には、TOEIC開始当時に3桁で点数が出るようにコンピュータの設定してしまったためだと言われています。

 

今まで受ける試験は、いわゆる合格・不合格で決まっていたのですが、TOEICは結果が悪くてもきちんと点数(スコア)が返ってくるので、、応用範囲が広いです。会社によっては、成績が650点以上取れなければ海外に出張できないと言うルールを決めることも出来ますし、500点以上という感じで、点数によっていろいろと定めることも出来ます。
中でも一番被害を受けるのは新入社員ではないでしょうか。はっきり言ってTOEICは年々ビジネス英語の色を強めています。例えばshipという単語は,一般的に訳すと船という意味なのですが、ビジネス英語だと”出荷する” という意味でTOEICでは使われる事が断然多いです.荷物が出荷した,または出荷していないという会話に,入ったばかりで仕事をよく分からない新入社員が(というより資格を求める大学生が)太刀打ちできるほどTOEICの英語は簡単ではありません.

3.Equatingというものが何なのか、自分にはどのように出しているのか良く分かりませんが、統計的に様々な調整を行って結果を出しているようです。自分で試験を受けたとき「適当に答えた場所が結構あったから自信がない」と思っていても実際の点数が高くなっていた。なんてことはよくあるみたいです。適当に答えたはずなのに点数が高かったりする理由は、良く巷で言われるのは、TOEICはリスニングに関しては数問間違えても満点を取りやすく、リーディングについてはシビアに採点をされている可能性がある、、ということらしいです。リーディングはついて、日本では皆受験勉強の時にやっている人が多いので、点数を厳しく採点されているという人もいます。

4.TOEICは世界50カ国以上で行われている、といわれているそうですが、実際は日本が企画をしてETSに問題を作ってもらって実施していると言うことらしいです。受験者が日本の次に多いのは韓国です。TOEIC対策本でじわじわとその面積を広げて浸透しつつあるのが,韓国で書かれたTOEIC対策本です。
ただ、最近ではTOEICの実施国は確実に増え続けており、その経過は新聞の記事になる程です。すこし前までは、英語を習いたい人は、ネコも杓子も英検の受験を受けていましたが、最近ではTOEICが英語を学びたい人の目標となっていて、英検の受験者がTOEICに移行しつつあるのが現状です。

5.TOEICは2007年5月にその問題構成を刷新しました。そのせいで「刷新前の試験では800点だったのに、今度は問題が新しくなって難しくなっちゃうから、受けても点数が低くなるのでは?」と思っておられる方も少なからずいると思いますが。しかしETSでは新TOEICテストと従来のTOEICテストとの間で基準がずれないように Equatingを行っているため、新TOEICテストと従来のTOEICテストのスコアの基準は同じになっているそうです。ですから、前回の点数が良い人は今回の新しい問題をやっても、英語力が落ちていなければ、前回同様の点数が取れることになります。

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最終更新日:2021/3/5